カインドママ

結論

研究するまでもなく、どちらもどせいさんには違いないという結論が出た。

しかし、それだけでは研究が無意味になってしまうので、自分の抱いた違和感について分析してみた。

MOTHER2というゲームは、シナリオ・セリフを全て糸井重里氏が書いている。
もちろん、どせいさんのセリフも残らずだ。
つまり、1人で書いているから、全てのどせいさんの口調に違和感が無いのだ。
たとえ文法などを気にせずに「なんとなく」書いていたとしても、
1人で書いている以上、その人の癖やセンスでまとまってしまうのだ。
そこを、他の人が別の形で書くのだから、やはり違和感は感じざるを得ないだろう。
もし「どせいさん文法」なるものがあったとしても、同じことだ。
しかも、小説である。
ネスだって喋るのだ。
ゲームのような一方向の喋りではなく、そこには会話がある。
やはり喋り方が変わることは避けられないのだろう。避けてもしょうがないとも言える。

もう1つ、考えられる説がある。
小説化するにあたって、キャラクターを確立させたという説である。
ジェフが良い例だろう。ゲームでは存在すら判らない、兄がいるのだから。
プーにはお嫁さんがいるし。ラストなど、言うまでもない。
そう考えてみると、どせいさんの喋り方なんて小さいものである。

だから、どこかで誰かの中のMOTHERの話を見つけたときに、
「これは違うだろう」だなんて、ナンセンスなのである。

MOTHERの世界は、それに触れた人数分あるのだから。

2001.8.10 レモンキッド


目次

  1. はじめに
  2. MOTHER2ゲーム内どせいさんセリフ一覧
  3. MOTHER2小説内どせいさんセリフ一覧
  4. 2つの特徴・相違点
  5. 結論
  6. あとがきというか解説というか
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