結論

研究するまでもなく、どちらもどせいさんには違いないという結論が出た。

しかし、それだけでは研究が無意味になってしまうので、自分の抱いた違和感について分析してみた。

MOTHER2というゲームは、シナリオ・セリフを全て糸井重里氏が書いている。
もちろん、どせいさんのセリフも残らずだ。
つまり、1人で書いているから、全てのどせいさんの口調に違和感が無いのだ。
たとえ文法などを気にせずに「なんとなく」書いていたとしても、
1人で書いている以上、その人の癖やセンスでまとまってしまうのだ。
そこを、他の人が別の形で書くのだから、やはり違和感は感じざるを得ないだろう。
もし「どせいさん文法」なるものがあったとしても、同じことだ。
しかも、小説である。
ネスだって喋るのだ。
ゲームのような一方向の喋りではなく、そこには会話がある。
やはり喋り方が変わることは避けられないのだろう。避けてもしょうがないとも言える。

もう1つ、考えられる説がある。
小説化するにあたって、キャラクターを確立させたという説である。
ジェフが良い例だろう。ゲームでは存在すら判らない、兄がいるのだから。
プーにはお嫁さんがいるし。ラストなど、言うまでもない。
そう考えてみると、どせいさんの喋り方なんて小さいものである。

だから、どこかで誰かの中のMOTHERの話を見つけたときに、
「これは違うだろう」だなんて、ナンセンスなのである。

MOTHERの世界は、それに触れた人数分あるのだから。

2001.8.10 レモンキッド