カインドママ

ヒーローあとがき

…という名のぐだぐだ解説。暇つぶしにどうぞ。
左の数字は、各話の該当ページです。

断定してるような話しぶりですが、もちろん公式とは何ら関係ありません。
また、「自分はココをこういう意味だと思った」という感想とか、もしあったらぜひ聞かせてください。


1話

  1. 冒頭は、ゲーム通りに進むイメージでした。
    「ネスの家」を「彼の家」にすることで、気づかれないように~…と、慎重に。
  2.  
  3. ひとりごとも、どちらともとれる言葉遣いを心がけてみました。
  4. トビラで、びっくりしてくれた方が数人ほど見受けられたので満足です(笑)。
  5.  
  6. あとはそうですね、ネスに個性を持たせないように…と思いつつ、天然っぽくなってました。
    1話は全体的に、原作とはあまり差が無いような気がします。
    ネスが寝てる間に何があったのかなー程度で。
  7.  
  8.  
  9.  
  10.  
  11. プレイヤーとしては、ポーキーの存在がここで「隣んちのイヤなガキ」と印象づけられるんですが、ネスとネスママはそうは思ってないかも、という方向で進めました。
    イヴに引き続き、ストーリーモードなネスたちが良い子すぎて困ってます。
  12. あとネスが少し頭の回転が鈍い子になっちゃってます。ポーキーが返答を待たずに会話を進めちゃう感じですね。
    この先ずっとこんな感じです。
    1話ではまだポーキーのテンションが高いですね。今見ると別人だ…。
  13.  
  14. 「好き嫌いは無くてもいいのよ」は3で出てくるセリフです。ヒント:母ロボ
    「何も覚えちゃいねえ」のは私でした。
    後にこのエピソードに触れるとき、ネスママいないし…!
    ということで、冊子では間のページに補足を入れました。
  15.  
  16. ピッキーがなんだか感じ悪いですね。正直なだけだと思います。
    兄よりはワガママを言える子なんだということで。

    で、問題のラードナさんです。
    別人です。すみません。
    ポーキーもかなり別人に描いちゃってるんですが、それどころじゃないです。
    だってアレ、ドット通りに描いたら大変なことになりますから…!
    でも昔美人てのはアリだと思います。
    ビジネスマンなアンブラミ氏(弁護士を斡旋?みたいな仕事をしてることにしました)を捕まえるには美貌かなとか。
  17. 「聞こえろよォ!」好きなので入れました。
    そのせいで、ネスの天然っぷりに拍車が。
  18.  
  19. 実際ポーキーは特に選ばれてる人間ではなかったんですが、ひきあうものはあったと思います。

2話

  1. ピッキーが優等生で、ポーキーが落ちこぼれなのは、公式だっけ?と思うほど、すっかり染み込んでいる設定です。実際どっちだったか…。
    たぶん小さい頃から、親にもらえるものはお小遣いだけだったんだろうな、とか、勉強も運動もできないし、かわいげのない子供だったので、親とのコミュニケーションを取る手段もわからなかったのかもしれないな、とか、いろいろ考えてたり、今考えてたり。
    ピッキーがうまいことやってるのは、兄の背中を見ているからかなとか。
  2. しかしオヤジさん、手厳しすぎるだろう。
  3.  
  4. 裏話ですが、ここからペン入れをデジタルにしました。
    それまではトーンなどの加工だけをデジタルでやっていたんですが、ここからはペン入れも。
    初期は試行錯誤しまくってたので、後でレイヤ構成に違いがあったりして面倒なことに。
    ネームの時点でこのページは次のページとあわせて1ページだったんですが、ポーラが描きたかったので増やしました。
  5. 基本的に“ポーキーのセリフ”と“ポーキーに関するセリフ”をまとめたものを見てエピソードを考えているので、無人販売所の売り物を食べつくしちゃう話をどうしようかなと思い、こんな感じになりました。
    ひどい親だ、本当に。
    でも、いそうな気はします。
  6. 2話の癒し、青信者。
    原作では、ライヤーホーランドが見つけた像と、カーペインターの持ってた像が、同じものなのかどうか、わからないんですよね。
    なので、どっちともとれるように描きました。どっちでもいいですしね!
    ただ、いくつあってもいいような設定を後から差し込みました。
  7. ポーキー目覚める。この電撃で何が起きたのかは、わかりませんが像の持ち主の“想い”とか、ちょっとした記憶を拾ったのかなーと思ってます。あとは、何かしらの能力を。何だろう。頭が良くなったのかもしれませんが、もともとかしこいとは思うんですよね。成績的な意味じゃなく。
  8. 像の持ち主がにくらしくてうらやましいのは、おかあさんを独り占めしている地球ですね。
    そしてゆきだるまエピソード。これはマジカントでネスの心にもひっかかっていた話ということで、絶対入れねばと思ってました。ずいぶん前に描いた絵(数少ないポーキー絵)と同じ服装にしてます。
    ちなみに、ゆきだるまの手袋とマフラーは、ポーキーのものです。彼が自主的につけました。
    当時は、そんな関係だったんです。
  9.  
  10. が、すっかりネスは他の友達と仲良くなってました。
    ポーキーはネスを独り占めしたかったけど、ネスが遊んでる友達の輪には入っていけなかった。
    だから、せめてふたりだけの秘密が欲しかったんですね。
    「キケンとかいわれる」とかは、そのためのハッタリだったわけです。
    ちょっと力不足でうまく描けませんでしたが…。
  11. ちと暴走してますが、原作でも一方的に話してるから仕方ない。ということにしてください。
    返事を聞くのが怖いんです。断られたり、なだめられたり、遠慮されたり、気を遣われたりするのが。
    あとこのページの後半かなり端折っててすみません。
  12. ここも一方的なセリフですが、ネスが嫌な子になってしまいそうだったので、上にかぶせるかたちでセリフ入れました。
    さいごのさいごで、やっとポーキーに伝えられるセリフを。
  13.  

2話

  1. イヴのときの写真を載せましたが、当時の私にポーキーをちゃんと描こうという気が微塵もなかったので、別人でした。
    仕方なく隠しました。ここで懺悔します。すみませんでした。
    ちなみに部屋の配置とかかなりテキトーです。窓の場所が冒頭と違うのは、冒頭が間違ってます。というかネスの部屋にあわせてしまった…。
    本やカゴの中身も、ネスに関係あるアイテムかなーと思いながら描きました。線ガッタガタですが。ふたりで遊んでた頃にもらったかなんかかなーと。
    ここでタイトルに「○○の○○」は無理か?と思ったんですが、なんとか出来ました。
    (4話の冒頭を先に考えていたので、なんとかしたかったんです)
  2. こども時代で唯一漢字を使ってます(笑)。「たんじょうかい?」じゃちょっと伝わりにくいかなということで。
    テーブルの上はめちゃくちゃがんばって描きました。
    ツールの特性がつかめないまま奮闘してたので、パースなんかエライコトになってますが…。
    ケーキが手作りっぽく出来たのでいいです。いいのか?
    あと最後のコマは写真と同じシーンのハズですがもう別人の絵ですこれ。年月っておそろしい。
  3. 問題の「私が覚えちゃいなかった」シーンです。
    ハンバーグがキライな理由を、1話の頃はちゃんと話してたと認識してたんですが、3話の時点でポーキーが思った以上に内向的になっちゃってて。
    こんな感じになりました。大人が苦手なんだと思います。でもかんしゃくは起こすよ。
  4. ネスのヨーヨーは、ほんとうは一番の宝物でした。もちろんポーキーもそれを知ってます。
  5. 「ほどこしを受けるような身分じゃない」は親の口癖です。プライドが高くて、ネスんちの親とかが、シッターがいない日のポーキーの食事を用意しようかと提案しても、そうやって突っぱねてきたわけです。
    あとそうそう、唯一のネスパパ登場シーンです。服だっさいですが…気にしないで!(そういう設定にしてます)
  6. はい、癒しのスターマン来ました。彼のお陰で説明セリフも個性ということに出来ました(笑)。
    マニマニ像が複数ある理由とか、エンピツや消しゴム(英語版マザー2のタコとコケシ)とか。
  7. ギーグの絵にピンと来なくて、うまく描けなかったんです。
    そこで、ぶくぶくマシン(総称)に入っててもらったんですが、後々助かりました。
  8. このへんは描いてて混乱してましたが、大丈夫でしょうか。
    いちおう、この話はギャグ化してますがおまけの「STAR STORM BOUND」にまとめてみました。
    あとカゴの中の女性はクイーンマリーではありません。ヒント:土台の模様
  9. ここは何というか読み飛ばしてもらっても差し支えないかと。
    セリフ運びが判りづらいので、白いラインで繋いでみました。ライン通りに読んでもらえれば大丈夫です。
  10. このあたりは自分で考えたとはいえ好きな設定です。
    ふたりともおかあさん独り占めしたかっただけなんですよね。
  11. そしてふたたび癒しのスターマン。何が「よいしょー」なのか。
    電撃作用は結局考えてないんですが、なにがしかの能力が(以下同文)。
    あとそうそう、プレゼントボックスはもしかしたら全部ここから発信されてるのかもしれません。
    タコとかみたいに、物質を飛ばしたらソレになったみたいな。どうだろうか。
  12. 黒ポーキーで〆。しかも続きに親子のやりとり無し。

4話

  1. ヒーロー構想時、かなり初期に思いついた冒頭です。
    これが無ければ1話で終わってたかもしれないです。1話で終わってたほうが良かったとか言わないで。
    エツコさんは、たぶん家政婦は見た市原悦子さんから名前を取っていると思うので、こんなドジっ子じゃないとは思いますが、諦めてください!(笑)
    ツインテールメイドがキーワードです。何の?
  2. ギーグ様シルエットで判断しちゃった。て感じです。
    ポーキーの両親は、ふたりともベビーシッターとか家政婦とかに世話をされてて、それが当たり前だったんだけど、ポーキーにしてみれば、隣の家には優しい両 親がいるし、自分のところに来るシッターはロクなヤツがいないし、シッター来なくても親は放置だしで、なんというか代々いいかげんになっていっている感じ で考えてます。
    いきなりダメではないだろうと思いたいです。
  3. しかしそこそこかわいいなこのツインテールは…。
    「こどもは甘えるものよ」も3で出てくるセリフです。
    あの母親が、幼い頃のポーキーにそんなセリフを吐かないだろうと思ったので、何の出展もない彼の妄想でも良かったんですが、なんとなく関連付けてみました。
  4. しかしひどい人間ばっかり集まるなここんちは…。
    性格は顔に出るといいますので、彼女がひねくれたのは大人になってからじゃないかなあ。とか思いたいです。
    先輩に合わせて…ってだけだとひどすぎるし。
    ところで勝手キャラ盛りだくさんですが、ついてきてもらえてますかね?ドキドキ。
  5. なんか謝られちゃったポーキー。なんとなく好きなコマです。
    そしてまくしたて三度(みたび)。長いので文字小さくしました。読まなくていいです。
    ネスの目がデカすぎたり、ドアが間違ってたり、そもそもカーテンの奥にモニタースペースなんて無いわけで、総括:まあいっか!
  6. ここぞとばかりに描いた女子が可愛くないのなんのって。
    ドットを元にしてるとはいえ、1P目でテキトーなデザインをしたツケがまわってきました。
    なんだこの服。
  7. 当初もっと悪い顔してました。
    想像上の顔なんですが、実際に見えてる映像に思えたので変えました。
    疑心暗鬼ってやつですね。そして下半分は蛇足ってやつですね。
  8. その蛇足を見てどうすごいと思ったんだか。
    ポーキーさん完全にヤキモチ入りました。
  9. PKナントカは、ジャジャが昔マンガで描いた「PKなんとか」から拝借しました。3で使ってたので。
    本当に「ナントカ」でもいいし、読んだ人それぞれのかっこいいものでもいいし、と思ったのもあります。
    ゲームでは、この後にポーキーに会ってからモノトリー氏に会うんだったと思うんですが、うっかり省略しました。
  10. 家政婦は見た。
  11. ここは描いててエツコさんが勝手に喋った感じです。救いが無さすぎるので、ちょうどいいかもしれません。
  12. ということで、彼女がぜんぶ持っていきました。

5話

  1. 1コマ目なんだか時間かかっちゃったんですが、やっぱり背景は難しいですね。
    そして原作でもほとんど出てこないポーキーの行間は、あっという間に過ぎていきました。
    ヨーヨーはちゃんと持ってます。
  2. なんで赤ゲップーが魔境に?そうか、ヘリに隠れてたんだ。そんでもって燃料吸収しちゃったからヘリが落ちたんだ。我ながら冴えてると思った設定ですが。…ちなみになぜヘリにいたのかは考えてません(笑)。
  3. ここは後から足しました。
    (4~7話はまとめてネームを描きました。5~7話は下書きも一気にやってます)
    ネスと会ったのがピッキーが生まれてからで、たぶんトレーシーが生まれたからネスんちが引っ越してきたとか…でいいのかな。
    下の子が生まれるとそっちばっかりになっちゃうってよく聞くんで、そっからなのかなーとか。
  4. 地底大陸のグミ族に「ブタみたいなやつに心がはりさけそうなこと言われたんだ」とか言ってる子がいたはずなんですよ。
  5. そしてギーグさま語る語る。
    ポーキーに心許しまくってますね。いいと思います。
    過去と行き来が出来るホールを開けられるのが、ギーグさま側近スターマンだけで、あとのモンスターは過去から送られてたり、そこらの動物がおかしくなったりです。
  6. 3話で書きましたが、ふたりとも最初はおかあさんを独り占めしたかっただけなのに、おかあさんを独り占めしてる地球ごと欲しくなっちゃったわけですね。
    ポーキーがネスを独り占めしたいってのは、2話で書いてます
  7. スイスイ?が持ってるのはエンピツです。
  8. ここも後から足しました。
  9. ここはさらに後から足しました。前者はともかく、後者は必要だったなと。
    爆発はもちろんトーンです。すごいなあトーン。
    あと2コマ目のどせいさんがデカすぎた。
  10. エンピツってのは、さっきもらったエンピツです。こじつけがひどいと指摘されました。ごもっとも。

6話

  1. 1のマジカント=地球の母であるクイーンマリーの心が作り出した世界。
    2のマジカント=ネスが地球とひとつになるための試練として、ネスの心が作り出した世界?としています。
    3にもマジカントはあります。7話で出てきます。
  2. このスターマンは、地球に存在するスターマンの元祖で、彼から作られたクローンとかが進化して、スターマンセンゾとかになってるということにしてみました。
    なので、DX化してやられちゃったため、3では出てこないのです。
    どうでしょう。どうでしょうじゃないか。
  3. 過去の最低国に「でんせつのバット」があるのは何故か、てのは数年前に考えてました。
    ようやくかたちに出来て嬉しい限りっす。うっす。
    ギーグは自分の脳波でチューブとかコントロールできるけど、スターマンに手伝ってもらうために操作パネルを置いといたってな感じです。
    パニクっちゃってるので自力ではどうしようもなくなっちゃってます。
  4. ラヴォスみたいな…感じでしょうか。(クロノトリガー)
  5. ここにきてギーグに嫉妬してしまいました。そういう問題ではないんだけど、本心だだもれのギーグのそばにいるポーキーにとっては、もうそこには感情しかありませんでした。
  6. これが描きたかった。
    ネスはポーキーを友達だと思ってるって言ってほしかった。
    でもポーキーはそれだけじゃ満足できなかったみたいです。
    独り占めだけじゃなく、ネスのお兄ちゃん、いやそれよりも大きな存在になりたかった。
    そんな感じです。

「ヒーロー」には、裏の主役としての「ヒーロー」、
駄洒落としての「ヒール王→ヒールォー→ヒーロー」(笑)、
彼が堕ちるといった雰囲気の「He」「low」、
そしてネスの英雄である「HERO」という、4つ(1つはどうでもいいですが(笑))の意味がありました。
イヴのとき(冒険前夜とロボットのイヴでふたつの意味)みたいに、タイトルがうまく思いついたことから、連載企画を決意したのでした。
なんとか終わってよかったです。あ、まだ最終話がありました。失礼しました。

7話

  1. ポーキーはネスのヒーローでいたかったので、泣いてるところを見せずにいました。
    気づかれなかっただけだったときも多かったと思いますけどね。目は隠していたし。
    手紙については、冊子用あとがきに書きますね。
    そしてどうでもいいですが一番下のコマが自分で気に入ってます。ここから3Dさらに多用してます。
  2. 2コマ目間違えました。船と人が逆です。なんでこうなってるんだか自分でもわかりません。
    世界をぶっ壊したP様ですが、2の世界が本当に無くなっているのはイヤだったので、生き物だけ隔離したことにしました。
  3. 子守歌=愛のテーマです。左上はダスターです。そんなところです。
    ダスターの記憶喪失はタマゴのせいで、記憶が戻るときにこのシーンに触れるという話を考えたこともありました。1Pで済んでしまったので、それはそれで良かったです。
  4. 出た、バナナ好き。デザインいいかげんで申し訳ない。まつげがお気に入り。
    P様は子供のまま老けた感じでいいんですよね。AKIRAの少女でいいんですよね。
    そうそう、3のマジカントはノーウェア島です。この脳内設定、かぶってる方がいまして、嬉しい限りです。
  5. 彼の手下がこんなんばっかなんじゃなくて、こんなんばっか集めてしまっただけですね。私が。
    PKナントカがキーポイントなのは、友達としきかんどの語りをしてて聞いた設定が気に入ったので拝借したのでした。
    使っていいよって言われてたので気にせず使ってます。
  6. 生きててほしかったんです。
  7. P様の脳からメイドロボを作ったアンドーナツ博士にP様から超クレーム。おかんロボじゃなくてメイドロボだっつうの。ツインテールだっつうの。っていうエピソードが1コマに…!
    マシュマロチャンのモデルはエツコさんでいいんじゃないかと思ったので、エツコさんをツインテールにしたのでした。
    あと、ノーウェア島がマジカントなら、マジプシーはクイーンマリーの後継者じゃね?という流れです。
    そして「もういない」のは、「そこにはもういない」という意味でもあります。
  8. ヒナワはキマイラにやられたときの副作用で体が朽ちなかったってことにしてください。
    P様としては、地球の子守歌を持つ彼女がいつか必要になるんじゃないかと思って保存していたと。
    ひまわり畑のくだりは、生きてても死んでてもいいと思うので、理由付けとかしませんです。
  9. 時間の経過を表す白紙ページです。びっくりさせてすみません。
  10. END?なページです。
  11. ご都合主義と言われてもいい。しまっておいた生きものと関わりと持たない人間がノーウェア島に来たのだから、しまっておいた生きものは元に戻しても構わないんだ。

    結局、ポーキーは愛を知らなかったんです。
  12. 読めないように読めないように気を遣って子守歌を載せています。
    「たた」にしてあったりもします。
    冊子では、ちゃんとクッキリハッキリ載せてます。JASRAC許諾番号、取得済みです。
    同じフレーズを2回言うんですよね、愛のテーマ。
    ひとつめは、弟とはぐれていた兄へ。
    もうひとつは、ほんとうにひとりになってしまった迷子へ。
    ということにしてみたのでした。
    地球の子守歌だけど、ふたごに向けて歌われていたし、もう覚えるとか歌えるとかじゃなくなっていたんじゃないかなと。
    (今まで歌えなくなったとか何度か描いてたので補足)
  13. そのあかりは、地球だった。といった感じでしょうか。

冊子ではこの後、ドラゴンとのやりとりがエピローグとして収録されているので、配置が少し違います。

エピローグは最初セリフだけ載せようかと思ったんですが、ここまできたら徹底的に幸せにしてやんよ!と思ったので、毛色を変えて描きました。
変えすぎたので、サイトに載せられなくなりました(笑)。
買ってでも読んでやろうという方にだけ、お見せしたいなと…。
すみません。

さいごに

ほんとうは、ポーキーって奴は、純粋に悪ガキなんだろうな、と思うんです。
狂気の入り混じったおもちゃ箱というか。
なので、ヒーローのポーキーは別人であってほしいとも思っています。

3でポーキーが可哀相になってしまったので、2でも可哀相だったらどうなのかなと思ったのと、3の結末があまりにも投げっぱなしだったので、無理矢理にでもハッピーエンドにしてしまいたかったのと。
そんな動機で始めてしまった連載?企画でした。
読んでくださる方と、オンリーイベントのおかげで完結させることが出来ました…。本当に感謝してます。

ああー、これで、ようやく脳内設定が昇華?消化?できました。
おまけに3でやろうと思ってたストーリーも片付いたので良かったです!
(ダスターがいろんな人の記憶に触れたりとか。ピースだかパッチワークだかってタイトルまでは考えてた。あとヒナワが村の人たちにもらった布を使ってキルトを作って笑顔でラストシーンってのは考えてたけどそれだけだった)

イヴで、1と2をつないで、今回2と3をつなぎました。
かなり無理矢理ですが、満足です。
ネットで何かやっているうちはサイトも畳まないので、これからも思い出した時に楽しんでもらえたらなあと思います。

長くなってしまいました。
本当に本当にありがとうございました!


では、冊子用のエピローグ解説?へ飛びます。
暗号が必要なので、冊子をお持ちでない方はここでPKサヨナラです。かたじけない!

冊子版あとがき

2008/11/23 up
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